明石乗馬協会の馬で思い入れのある名前

三木基司

乗馬協会で思い入れのある馬の名前は「山彦Ⅱ」です。「山彦」は私の父(乗馬協会の初代会長)が付けた名前です。
古い会員さんでも知らないと思いますが…クラブ創成期1976年頃、わたしが馬を習い始めた時期ですが、その時すでに明石乗馬協会では私の4つ下の学年で乗れる高校生が3人いました。康敬さん、○○千絵さん、立岩さんです。
その中の1人、立岩さんが競技会で障害飛越に出ていたのですが、1mを超える高さになるとレベルが高くゴール出来ませんでした。そこで、とにかく絶対止まらない馬ということで探してきたのが、初代「山彦」です。
この名前を選んだ理由は、山彦というのは声が山に反響して帰ってくることを言うのですが、必ずゴールして帰ってくるという事を願って名付けたのです。
初代「山彦」は、触れ込み通り…絶対止まることはなく、落下しても飛んでくれたので立岩さんとのコンビで最後は兵庫県民新春馬術大会の大障害でも優勝することができました。その後、担当が立岩さんから康敬さんに代わってからも活躍し続け、大阪なみはや国体の兵庫県高校生代表を決める予選競技では、康敬さんが指導していたジュニア○○こづえさんが山彦に騎乗して、権利を勝ち取り大阪なみはや国体に出場しました。
2代目、現「山彦Ⅱ」も鹿毛馬で風貌はそっくりなので、初代のように活躍してくれることを期待しています。
父は戦前からの馬乗りで昔、乗っていた馬の名前をよく明石乗馬協会の馬達に名付けています。「朝風」「夕風」などもそうです。
当時、20代前半だった私は、教養もなく(今でもあるとは言えませんが)父が付けた名前を、適当に朝と風、夕と風をくっつけただけやんと思っていたのですが、時が経ち神道の祝詞を読むうちに、祝詞の中に「朝風」「夕風」という単語が存在することに気が付き…ああそうか父は日本古来から伝わる神道の祝詞から名を付けたんだということを知り愕然としました。
三木家は、仏教ではなく神道だったので法事の際は神主さんと子供の頃から祝詞をあげていたのですが…お恥ずかしい…この事実を知ったのは40代の頃です。

溝口豊

今まで、風・林・火・山・仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌・明・陽の一文字の漢字が入るのが明石乗馬協会の馬でありましたが、その後セカンドという馬が出てきました。
明山Ⅱ・不知火Ⅱ・山彦Ⅱいずれも初代の馬に負けずに頑張っています。
毎回会議で名前が決定しますが、僕の作った名前は選ばれずで、他の人が作った馬の名前に投票しています。

本宮範子

明石乗馬協会の馬の名前には過去には一定のルールがありました。

年によってテーマの漢字を決め、その年入厩した馬にはその漢字を使って命名する、というものでした。テーマの漢字は「仁義礼智忠信孝悌」「風林火山」がありまし
た。
こういう漢字を使うので、わりとシブめのかっこいい名前になりがちでした。
「火」がテーマの年に割と一生懸命考えて、ひねりだした名前が「螢(ほたる)」です。
「火」をいれこむために旧漢字となっているのですが、読み方が可愛く響くので名前をつけた中では一番お気に入りかもしれません。

岩島清志

私が決めた馬はいないので、思いれのある名前は無いです。あまり当て字は好きでないので、シンプルに昔の馬の名前の方が好きです。

菊澤大助

ココちゃんですね!
乗馬協会で最も長い付き合いをしている馬です。
まだ三木ホーストレックに勤務しているときから担当?し始めました。
当時のココちゃんを知っている、覚えている人は少ないでしょうね。
今では人気馬で競技会の第1課目優勝しちゃうようなお利口ですが、昔はやんちゃでした。
ピアッフェのトレーニングが上手くいかず悩んだときに海外のトレーナーに動画を送り付けたのもココちゃんです。
そのトレーナーがココちゃんを「とても繊細な馬です。力で言うことをきかせようとするのではなく、叱って解らせようとするのではなく、納得するのを待ってあげてください」と
アドバイスいただきました。
印象的だったのは一言も「小さい馬ですね」という言葉がでなかったこと。

三木翔一朗

私の思い入れのある馬に名前は「栗金時」です。
この名前は私が考えた名前で会員様からは可愛くないと不評でした…
実は「栗金時」は冗談交じりで候補に挙げた名前です。
本命は競走馬名が「ササモッテコイ」だったので「笹餅(ささもち)」にしたかったのですが多数決で負けました。
ちなみに「栗金時」には挙手はしておりません!

小出謙介

思い入れのある馬の名前は「チェリーブラウン」です。S様の自馬で内国産スポーツホースで、岩手の遠野で生産された事はわかっていましたが、血統は不詳という謎だらけな馬でした。
最初はすごいパワーに引きずり回されっぱなしでしたが、徐々にコンビが組めて来るとあっという間に130㎝まで経験させてくれました。一番思い出深かったのは、インドアで行われた130㎝クラスで唯一の内国産馬のチェリーで満点ただ一頭で優勝出来た事です。
色々な思い出をくれた名馬でした。願わくばもう一度会いたいです。

中尾 麻美

佳怜良の漢字は私が考えたものが採用されました!
もとの名前が「グッドカレラ」なので、グッド=良の漢字を使ったところがポイントです。
名前の通りとっても賢く良い子に毎日お仕事をしてくれています。
「藁火」も呼びやすくて漢字もかっこいいのでお気に入りの名前です。

清水綾菜

『ジャスミン』自分が付けた訳では無いですが間接的に提案したので決まって嬉しいなーと思っている名前です。

宮内隆佑

思い入れのある名前は特にこれといって思い浮かびません。

大里あかり

私が高校の時にお世話になった馬ですが、まず1頭目は「キャンディ」
東日本大震災で被災にあった乗馬クラブで唯一生き残った馬なのですが、私が一番初めに障害の練習をした馬です。
ペガサスよりも少しだけ色の濃い尾花栗毛でとてもかわいい馬でした。今は仙台の乗馬クラブが再開して故郷へ帰っていきました。2頭目は「プリキュア」。尾花栃栗毛という少し珍しい毛色でピースより少し大きいかなくらいのサイズでした。かなり癖が強い馬でしたがほぼ半自馬のような存在で私が可愛がっていた馬です。3頭目は「アースパイプ」と「レイハート」。どちらもがちがちの障害馬で部活がある日は毎日この馬に乗って障害の練習をしていました。今でも時々、元気かなと考えることもあります。

村岡七海

思いいれのある馬名前は長月です。
名づけ親は翔一朗さんなのですが、途中七海丸になりかけたのを阻止したので私の思いいれのある馬名です。
長月は9月1日に入厩し、9月の和風月明(昔の呼び名)が長月というところからきています。
最近はよくビギナーやスタートクラス・OP以上のクラスでも活躍しています。

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