馬を習い始めた時に感じた困ったことまたは挫折感3つ
三木基司
最初に感じた挫折感は、「無口を馬に装着する」です。無口のどの部分を馬の鼻につっこむのか?皆目わからずパニックになりました。それはまるで知恵の輪を操っているような感じで、なぜ他の人は苦も無く無口を装着できるのか不思議でした。ただこのストレスは長くは続きませんでした。三日目には、普通に装着できるようになっていました。
二番目は馬の顔が区別できないことでした。さすがに毛色の違いはわかるのですが、鹿毛馬だとみんな同じに見えていました。「全然ちがうやん?」と言われて、ちょっとショックでしたが、このストレスも長くは続かず2週間後には判別できるようになっていました。
三番目は、引馬や手入れをしている時に、馬に足を踏まれることでした。まわりを見ていても誰もそんなドジをする人はいなく…不安になって則夫さんに聞いてみました。すると「お前、足踏まれてんの?ドンくさい奴やなぁ?俺なんか、これまで踏まれたことないぞ。」と言われてしまい…ショック満開でした。このストレスは長く続き1か月後も、相変わらず馬に足を踏まれて痛い思いをしていました。普通の人は踏まれないのに自分だけ踏まれるのは、やはり能力が劣っているのか…異常にどんくさいのか?そんなにセンスがないのなら馬を続けていくのは諦めるべきか?ある意味、真剣に悩み…もう一度、則夫さんに聞いてみました。「ほんまに一回も踏まれたことないの?」すると「あほやなぁ!そんなん踏まれてるのに決まっとうやん。でもかっこ悪いから、みんな隠してるんや。」とのことでした。
それを聞いた時は、ほっとしたのと2ケ月後以降は徐々に踏まれなくなっていました。馬の動きが予測できるようになったのと、踏まれそうなときは上体で馬の肩を押して回避できるようになっていました。
溝口豊
最初に乗馬をして困った事は次の3つです。
1.騎乗時の時に飛び乗り 2.乗るたびに落馬 3.駈歩の手前です。
この三つは最初の内かなり困りました。
1の騎乗時の飛び乗りは、最初は騎乗台から乗っていたのですが途中から飛び乗りに変更となりました。
補助がある時でもタイミングが合わないと失敗、最終的には補助なしで乗らないといけないといわれた時は、無理だと思いました。
2の乗るたびに落馬、鐙上げ状態で早くなって行くとズリ落ちてしまい何回も乗り直しました。
3の駈歩が出るものの手前が違うとよく怒られていました。
本宮範子
馬を始めた頃に困ったことベスト3
3つにしぼるのが難しすぎるくらいいっぱいあります。
1)曳手の結び方・ロープワーク(軽トラに荷物を乗せた時などの)分かってしまえば簡単なロープワークですが、分からない間は???一番最初のハードルでした。
2)検温
夜飼の時に毎日検温する習慣がありました。1回生の仕事です。馬の検温はお尻に体温計をいれて測るのですが、おとなしい子もいれば「何すんねん!(怒)」と手強い馬もそこそこいたので、本当に困りながらビビリながらやっていました。
3)軽乗鞍への飛び乗り
最初の3か月はまるまる軽乗鞍でのバランストレーニングでした。飛び乗りはまるで話にならないくらい無理だったので、持ち手をもって鉄棒をするように乗る方法もあったのですが、馬を始めた頃の握力が19kgと16kg・ジャンプ力も絶望的だったので、どちらにしても無理でした。毎日チャレンジはするものの、面倒見の良かった先輩があきらめて「う~ん。もういい、ビール箱使え!」困っていたのは先輩のほうだったかもしれません(笑)
岩島清志
乗馬を習い始めた頃、楽しすぎて挫折感って一切無かったです。できないのが当たり前で、できるように練習するのがとにかく楽しかった。
できないことは多々ありましたけど、どうすればできるかを考えるのも楽しかったし、まあ、とにかく楽しかった。
菊澤大助
私が乗馬を始めた約40年前は日本にはまだ正しいウェスタン乗馬が普及しておらず、サラブレッドにウェスタン鞍を背負わせて手綱をぶらぶらにしてノーコントロールで馬が明後日の方を向きながら走るというのが「ウェスタン乗馬」と思われていました。
その方たちからウェスタン乗馬を習った(アメリカに働きに来る前に乗馬ができるようにというのが、向こうの牧場の条件だった)ので、大変苦労しました。
それから10年もしないうちにレイニング(ウェスタン乗馬の馬場馬術競技のようなもの)が普及し始めるというまさに「ウェスタン乗馬、夜明け前」でしたが、面白かったですね。
1.ルーズレーン(手綱にゆとりを持たせて馬を操作する方法)で常に馬にハミを受けさす方法が理解できなかった。
2.ウェスタン乗馬では「軽速歩をしない」と誤解されていて、何でもかんでも正反動で乗らされて苦労した。
3.ネックレーン(片手で乗馬する方法)を理解していない馬にシャンクビット(大勒銜のようなウェスタンビット)を付けていたものだから馬を肩から倒し込みながら曲がっていて乗りづらかった。
まだまだありますが、、、たのしかった。
三木翔一朗
挫折は初めからありました。
馬が怖かった状態でスタートしたので馬に我儘されまくりでしたから。
なので何事も慎重な方だと思います。
常に動物は扱いを間違えると怖い生き物なので慣れていても油断は禁物!!
初心に戻って臆病なくらいに扱いは気をつけていきましょう。
でもオドオドしていると馬が不安になってしまうので表面上は堂々と、中はオドオドと…
難しいですね。
小出謙介
乗馬を始めて困ったことは沢山ありましたが、一番最初の試練は「飛び乗り」でした。元々人一倍運動神経が鈍くおまけに筋力も全くなかった15歳の私が馬に飛び乗るという事が出来るハズも無く…馬場の隅っこで出来るまで練習させられました。(最終的出来るようになりましたが)その次は「鐙上げで正反動」前述のとおり、やることなす事上手く出来なかった私は良く落馬しました。鐙上げ正反動なんかは何百回落馬した事か…。そして最後は「障害の随伴」です。
これまた飛越する馬の動きについていけず空中分解したり、先飛びして馬が止まって落ちたり…。まあ、こんなセンスの欠片も無い人間でも練習すればインストラクターになれますので、悩んでいる皆さん頑張って練習しましょう(笑)
中尾 麻美
1.頭絡つけ⇒アルバイトスタッフとして乗り始め、馬装も見て覚えてねという感じだったので頭絡の構造がわからず四苦八苦しました。
2.軽速歩⇒「お尻が重い!もっと軽く」と言われ「物理的に重い場合はどうすれば…」と内心思っていました。今でも時々言われますが。
3.馬具が高い⇒乗馬用キュロットが3万円近くするのに驚きました。今は馬具に関する金銭感覚は麻痺してしまいました!
清水綾菜
乗馬を始めた初期に困った事3つ
・裏堀と掃除が下手で馬糞まるけになる
・フォークの使い方が下手で藁まるけになる
・何度も落ちるので砂まるけになる
宮内隆佑
高校生の年齢から乗馬を始めましたが
センスがないので基本周りよりも劣っていて劣等感がありました。
そういった所で挫折しかけた事はあります。
結果的に今くらいの技術は身に付いたので挫折して辞めなくて良かったです。
今は仕事としてインストラクター業務をやっているので技術向上は一生の課題で挫折をしたり、周りと比較している暇もないと考える様になりました。
大里あかり
始めたときに感じた挫折は正直ありません。
始めて何ヶ月、何年たってから感じた挫折はたくさんありすが…。今1番は、馬に乗っているのに全く痩せないこと…。
村岡七海
挫折は何度も何度もありますが、今特に思うのは鐙の踏み方です。他の人を見ていると全然動かないのに私自身の鐙がブレすぎていて、急に走られたとしても対応できる鐙の踏み方を研究している途中です。
これからも挫折を何度も経験すると思いますが、自分自身をレベルアップさせて、次につなげていきます。