この仕事に就きたい人へのアドバイス

三木基司

この仕事に就きたい人へのアドバイス…は…ありません。
て言うか…そんな偉そうに言える立場ではないので…。それに他の乗馬クラブを知らないので…もし言えるとしたら明石乗馬協会という狭い範囲でしか語れません。
でもそう言っちゃうと元も子もないので…感じるところを率直に言わせてもらいますと…額面通りの勤務時間だけではやっていけないところでしょうか…。
やっぱり馬という生き物が相手なので、馬が体調を崩すことがあり…その中で定時で帰ることができない状況が発生します。
これが人間だと自分で医者に行って治すことができるのですが…物言わぬ動物、馬は自分からは獣医さんに診てもらうことはできません。
我々スタッフが馬の様子を察知して対応するしかないので…むづかしいところです。
そういった負担を軽減させる工夫をするのが私の仕事なのですが…自分の力不足を感じています。
わたしの独断と偏見ではありますが…わたしは馬が特殊な動物だと思っています。
会員様はもしかしたら馬をペットの延長で見ていらっしゃるのかもしれません。
牛や豚のような「家畜」ともちょっと違う気がしています。わたしは農業高校へ乗馬指導に行っている関係で飼われている牛や豚、鶏を見る機会があります。彼等は殆ど身動きできないゲージの中で餌を食べ、排せつをしています。
馬は狭いですが動けるスペースを馬房の中で与えられています。
ペットに近い感情で関わっていると思うのですが…たとえば死んでしまったとき…
ペットだと人間より簡単に埋葬することができるのですが…500kg前後ある馬は、死んでしまうと大人3人でも動かすことはできません。
例をあげるときりがないのですが…そういったなかなかたいへんなところがあるのが…「この仕事」です。

千古七瀬

自分の体・筋力を使うスポーツは体力と筋力の限界がきたら、それが追及の限界・自分の進歩の限界ということになるのではないかと思いますが、馬術については馬さえいれば追及の限界がないと思っています。
手前味噌になってしまいますが、私は今もなお進化していると自覚しています。
年々脚力は増しているし、体幹は鍛えられているし、馬に乗る引き出しも増え続けていいると自覚しています。(ケガをした時は
これで進化が止まってしまうのでは…と不安になりましたが、再開するとまた更なる進化が始まったと感じました。ケガの功名ではないですが、より体幹を使えるようになったと思います。)
アマチュアであればその追及にかける時間やお金の面での制限があると思いますが、仕事にすれば自分の工夫と努力次第でいくらでも追及の場を作れると思います。現に私がそうですから。アマチュアでは味わえない世界を仕事にすれば味わえ、手に入れることができます。
自分が馬にかけた時間の分が自分の経験になり、さきほど書いたように引き出しになり、それがお客様のレッスンの際、お客様が悩まれていることが手に取るようにわかり、解決策のアドバイスができるのだと思っています。もちろん数年の努力では得れないわけですが(笑) 

溝口豊

この仕事につきたいという人へ
乗馬クラブで働くには、まず馬が好きでなければなりません。
馬は動物で、怪我や病気などした時には、獣医さんはいますが、助けなければなりません。
朝から晩までの付き合いになると思います。馬優先の生活ができるのであれば、この仕事に向いていると思います。

本宮範子

もちろん馬(動物)が好きなことが大前提だと思いますが、人と接すること・話すことが好きなことも重要だと思います。
結構体力は必要だと思うので、体を動かすのが好きな人にオススメの仕事?
アドバイス…は人によって違ってくるのでなんともいえないですが、この仕事に限らずどんな仕事でも必要なのは「忍耐力」。
この仕事をやりたい!と思ったら途中で投げ出さずに頑張って続けて欲しいな、と思います。

岩島清志

この仕事につきたい人へのアドバイスですが、乗馬の形態にも色々種類があります。
都市型、観光型、ブリティッシュ、ウエスタン、競技主体、レクリエーション主体、個人経営、法人経営など様々な形態があります。
それぞれ一長一短で、自分が、何をしたいのかが決まっていれば、それに合う乗馬クラブを選べば良く、決まっていなければ、今住んでいる場所から近いところや、実際行って雰囲気を見てから選べば良いのではないでしょうか?
働いているうちに、何がしたいのかが見つかったり、目標が変わったりしていくものなので、始める時はあまり悩まずやってみるのが一番だと思います。
何にせよ、馬が好き、馬に乗るのが好きなら、行動することをお勧めします。
私は27歳からエンジニアからインストラクターに転身した生粋の工業系です。
それでも20年以上馬に関わり生きてきて楽しいなあと思う毎日です。
こんな私を誰が想像したでしょうか?
馬が好き乗馬が好きだったから、行動しました。自分がやりたいと思ったことに忠実に生きているので後悔も無しです。

宮川ゆりか

誰かにアドバイスを言えるほど、わたし自信まだまだ経験が足りないかと思います…。
ですが、この仕事にたいして…という事ではないですがわたし自身大事にしていることは、自分がやりたい!と思った事に、チャレンジ出来る【環境】と【気持ち】が整っているのであれば、いろんなことにチャレンジしてやる!と思っています。
人の感じ方は、100人いれば100人それぞれで違いますから、誰かのアドバイスももちろん大切ですが、なによりも自分自身の気持ちを大切にしたいですね。

菊澤大助

結婚するときに義父よりもらった一言。
「釣り好きだからと言って漁師が務まるかどうかはわからないぞ」婿の目指す職業がカウボーイ心配をさせてたのですね。
お陰様で馬関係の仕事を続けております。
毎日担当馬に乗って遊んでいます。
さまざまな人生経験を持たれている会員様とお話しすることはとても楽しい時間です。
ココちゃんと遊んでいろいろすごいところを見つけて在来馬の利活用にも取り組んでいます。
夏にはカナダへ会員様たちと遊びに行って大自然のなかでのんびり外乗!
週末には各地のお祭りに乗り込んで行き、ちびっこを楽しませたり、驚かせたりしています。
たまには結婚式に馬と出て幸せの絶頂のお二人と特別な時間を共有させてもらえることもあります。
この前はテレビでアイドルグループの2人と共演しました。
これ、全部仕事なんです。
お給料たくさん頂いております。感謝しています。
ただ一つだけ。
生き物との仕事には別れが訪れることがあります。
死ぬほどつらいですが就職を決める前に乗り越える覚悟が必要です。

三木翔一朗

私の場合は今の仕事だけしか経験したことがないので必然的に乗馬になりますが・・・
生き物相手の仕事はとにかく大変です!!
機械なら動かさないで置いているだけで故障はありませんが、馬はそうはいきません。
仮に馬の状態を100%で厩舎に戻しても次の日には体調が悪くなっていることはあります。
体調が悪くなったらすぐに馬を見に行かなければなりません。
それに、どれだけ正しい接し方をしていても馬が予想外の行動をして馬や人が怪我をすることもあります。
馬に絶対はないです。正しいことをしていても何かがあるのが乗馬です。
当然、間違った接し方をすれば怪我をするのは当たり前。しないのがラッキーなだけなので常に馬と接する時は安全を第一に考えて行動をして下さい。

小出謙介

この仕事で必要とされるモノは、忍耐力だと思います。(これはこの仕事に限った事ではないかもしれませんが…)
特に馬や乗る人のトレーニングに関しては少しずつ、少しずつ積み重ねていくように、根気良くやれる忍耐が必要とされます。
簡単そうに障害を飛んだり、カッコ良く馬場の経路を回る人馬を見れば華麗だし、かっこいいので憧れますが、そこに至るまでには
沢山の時間をかけて習得した努力があるからこそ可能なのです。その努力をせずにこの仕事で生計を立てる事は不可能だと思います。自分の気分の良い時だけ、やる気のある時だけ頑張っても自分のモノにはなりません、なかなかやる気の出ないときこそ頑張ることが大事だと思います。ただし、パートナーである馬の調子が悪い時は無理させず、練習を休む事も必要です。
自分だけがガムシャラに頑張ればよい、という訳ではないので馬の体調が戻るまで待つ、忍耐力が必要です。

小林あすか

とにかく体力がいります。と思っています。
力仕事もありますし、厩舎作業が大変です。
何馬房も掃除をするので腕や肩の筋肉がつきます。
馬に乗る技術面はもちろんです。
常に勉強だなと思います。

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