フラワーガーデン

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毎年、明石市の花壇コンクールで受賞するほど花壇に思い入れがあります。
その理由は、石ヶ谷公園を訪れる人たちに見て頂き、少しでも癒され楽しんでもらえたらという願いからです。
花壇には、専門の人の協力のもと、綺麗な草花を育てています。

イングリッシュガーデン

%e3%82%a4%e3%83%b3%e3%82%b0%e3%83%aa%e3%83%83%e3%82%b7%e3%83%a5%e3%82%ac%e3%83%bc%e3%83%87%e3%83%b318世紀のイギリスでは、それまでの平面的な幾何学文様に作られた花壇ではなく、自然風景の美しさを庭園に取り入れようという動きが生まれ、19世紀後半から20世紀初頭にかけて活躍した園芸家ガートルド・ジーキルが、植物の特徴を生かした自然な植栽を提唱し、カラースキーム(色彩設計)という造園手法を考案しました。
イングリッシュガーデンとは、ジーキル以降の色彩計画の手法をもとにデザインされた風景式庭園を指すといわれています。
実際には設計・手入れされているにもかかわらず、まるで人の手が入っていないかのような自然な風景を作り出しているところが、イングリッシュガーデンの魅力だと思います。

明石乗馬協会の花壇づくりでは、この色彩計画という考え方を参考に、植物をそれぞれ色の塊ととらえ、成長した姿を考慮し、色の流れを意識しながら植物の配置を考えるようにしています。
デザインする上で花の色・形態・材質は大切な要素ですが、葉の色・形・大きさにも注目して組み合わせています。
日本の梅雨や高温多湿の環境では、イギリスで使われている植物をそのまま使えるわけではありません。花壇のなかでも場所により日当たり・乾燥の程度など生育条件が異なるので、もともと日本に自生する植物や近年注目されている耐暑性のあるオーストラリア原産の植物、日当たりを好むもの・日陰を好むものなど植物の性質も考え低木や宿根草を植栽しています。
花壇に色取りを添える一年草は、開花期間の長さ・耐暑性・耐寒性などに気を配るとともに色彩の統一感を図るように選んでいます。

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ガーデニングアドバイザー

遊歩道沿いのボーダー花壇の植栽を手掛けているガーデニングアドバイザーの立花恵子です。
80mほどの長い花壇で、馬場のラチの高さを超えないこと、夏の暑さと乾燥に耐えることなど、植物選びは難題ですが、環境に適合した植物たちはボリュームを増し、花壇の骨格が出来つつあります。
レッスン中の馬上から、そして遊歩道からご覧になり喜んで頂ける花壇を目指し、スタッフの皆さまと共に作り上げていきたいと思います。
季節ごと年ごとに変化していく様子を楽しんで頂けたら幸いです。

<プロフィール>
ケイ山田ガーデニングスクール・マスター
日本家庭園芸普及協会グリーンアドバイザー
一般社団法人フラワーソサイエティー・グリーンナレッジ
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