第74回全日本障害馬術大会2022 PartⅠ のご報告

開催日:2022年11月18日~20日
開催場所:三木ホースランドパーク
出場人馬:三木翔一朗&ビナー

三木翔一朗
日本一を決める大会だけあって難易度の高いコースでした。
私も何度か全日本には出場しましたが今回が一番難しく感じました。
走行前の下見では大丈夫かと不安にもなりましたが、馬の状態はとても良い状態。
おかげで本番の走行では自信を持って挑むことが出来ました。
私のミスで落下もあり最終成績が13位で終わってしまいましたが、
難しいコースをよく頑張ってくれました。
今回の走行は自信に繋がる走行が出来たので、次の競技会で活かしていけるように精進します!

三木翔一朗

競技報告

全日本障害馬術大会はもともと一つしか無かったのですが、現在はパート1とパート2があります。
パート1は日本の障害馬術競技の最高峰に位置しており、日本一を決める競技会です。
このパート1に出場するためには、各クラスで年間ポイントランキング上位の馬が出場することができます。
ビナーはMA(140cm)クラスでランキング1位で出場しています。

【1日目(金曜日】S&H競技

初日はS&H(スピードアンドハンディネス)競技で、障害を落とすとタイムが4秒加算されるので、落とさず速く走行した人馬が優勝します。
出番はランキング下位からスタートするリバースオーダーになっているため、ビナーは最終走者となっていました。
ショートカットを行いながらタイムを稼ぎ、64.70秒の3番時計でゴールを切りましたが、惜しい障害落下が一つあり4秒加算され68.70秒で10位となりました。全日本は10位までが入賞なので、10位入賞でリボンを頂くことができました。


【2日目(土曜日)】標準競技

標準競技はS&Hと違って、障害を落とすと4点、規定タイムを超えると1秒につき1点加算され、減点が少なくタイムが速い人馬が優勝になります。
ビナーは昨日に続き好調のようでしたが、障害を2つ落とし障害減点8点、タイム62.64秒で23位となりました。
昨日の順位と本日の順位を足して、上位23人馬が決勝に進めます。
ビナーは昨日10位を取っていたため、17位通過で決勝に進むことができました。


【3日目(日曜日)】決勝競技

最終日は雨予報でしたが幸い雨も降らずコンディションの良い日となりました。
ビナー専属カメラマンも応援にかけつけてくれました。
ビナーは8番目のスタートです。決勝競技では満点で走行した場合、ジャンプオフで勝敗を決めます。
力強い走行ですべての障害を問題無くクリアしたのですが、途中2落下があり惜しくもジャンプオフには進めませんでした。
結果は13位で10位までが入賞なので、ウイニングランを見ることはできませんでした。
応援して頂いた皆様ありがとうございました。
見れなかった方のために、決勝の走行は動画で掲載させて頂きます。
【Report &Photo :K.IWASHIMA】

ページ上部へ戻る