2019年4月17日更新 山彦Ⅱ

桜も散り始め、次は葉桜!!待ち遠しいですね!
チーム菊澤の中で唯一の働き者!山彦ちゃんですが、初めて乗られた会員様からご心配の質問を受けましたので、それに対する菊澤の見解をのせておきますね!
(諸説ありです)

脚のかかとの当たる部分を中心に禿ができています。
「私の脚の使い方が悪いせいでしょうか?」と質問を受けましたが、菊澤の答えはNOです。
夏毛や冬毛の生え代わりはタイムラグがあります。
夏毛が抜けてから冬毛が生え始めるのではありません。(もしそうなら年に2回は毛のない時期ができてしまいます。)
毛の生え代わりには日の長さが大きく関係しています。
北海道では馬着だけでなくライトコントロール(夜中まで電灯をつけておく)により冬毛を伸ばさないようにしたりしています。
12月22日の冬至を過ぎると馬の体は次に来る春に備えはじめるのです。12月まではほとんど禿ができないのに同じように騎乗していても1月2月になると禿ができるのはこのためです。
脚をやさしく使っても雑に使ってもどちらにしても禿は出来ます。
大切なのは禿を作らないことではなく、馬にわかりやすい指示を出すことです。
山彦は脚への反応が良い馬ですからむしろ雑に使って正しく運動させる方が難しいでしょう。
以上の事から山彦に関しては脚位置の禿は全く心配いりません。
どうせあと1月もすればわからなくなります。
次に頬にできた禿についてですが、これがちょうど喉革のバックル付近であるため頭絡の付け方が悪かったか?とのご心配をおかけしてしまったようです。

これは菊澤がはっきりとできた日の朝に確認していますのでホルターや頭絡によるものでないことが明らかです。
厩舎の中で夜中にやっちゃったものですね。
ご心配なく。
馬の頭絡や無口を含め、簡単には馬を傷つけない工夫がされています。多少の間違いでは事故にはなりませんのでご安心を。
最後に山彦のお腹にある7つのおへそ(勝手にそう呼んでいます)

これは担当になった時からあるもので、良くも悪くもなっていません。様子見をしています。
皮膚の表面だけでなく内側に何かしこりのようなものがあるので、無理せずにやさしいブラッシングをお願いします。
山彦に関して気になることがあれば遠慮なくお知らせください。
よろしくお願いします。

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