馬の運動や管理で、はまっていること

「馬の運動や管理で、はまっていること」 by 千古副所長

三木基司

三木 基司

 馬の管理ではまっていることは…ずばり馬房掃除です。
掃除をしていて感じることは馬によっておしっこの量が違うことです。
たとえばパズーや不知火はおしっこの量が多く、すぐオガクズをダメにしてしまいます。フォークですくうとズシリと重みを感じます。
濡れたオガはその都度、除去するのですが…一般的に牝馬の方が掃除しにくいです。
奥の壁際を濡らすことが多いのですが、範囲が広く混ざってしまうことになります。
その点、騸馬は真ん中あたりに点在しているので比較的ピンポイントで取ることができます。まあこれも個人差があって、蹴散らして混ぜ返す馬もいれば、おとなしく残してくれているウマもいます。わたしとしては当然、後者が助かるわけです。
馬は1日10数回ボロをすると言われています。
ほぼ1時間おきにすると思ってもらってもいいと思います。なので掃除が終了した後から、またポロリとするわけです。
掃除をしても、してもキリがない…そんな感じです。
毎日、夕方になると、そのジレンマと戦いながら、妥協して帰っています。

千古七瀬

千古 七瀬

 最近は馬によって拍車の種類をよく変えています。
①HSの長めの先丸
②Lorenziniのショートの輪拍(Lorenziniの拍車はめちゃくちゃ軽くて、つけ心地抜群です。)
③HSの長めのギザ拍
この3つを使い分けています。馬が重いとか軽いとか関係なく、その馬が認識しやすい&受け入れやすい拍車というのがいろいろあるみたいで
す。
例えば馬場馬 金剛くんはすごく軽いので、ショートの拍車が良いのか?と思いきや、長めの先丸の方が指示がわかりやすいそうです。
ジントニックもけっこう軽いのですが、きつく見える輪拍の方が認識しやすいみたいで、横運動とかはやりやすいです。
乗り手の筋力やバランスによっても違うのでしょうが、いろいろと使い分けるのに(馬の感じ方の違いに)ハマってます(笑)

溝口豊

溝口 豊

  馬の肢は手入れしやすいように基本毛刈を行います。
担当馬は、鼻をつまんだら舌を出すように教えています。
(鼻をつまんだり嫌な事があっても噛まないようと)

小出謙介

小出 謙介

 私が今担当馬の管理法でハマっているのが、エサの量と質です。
今年に入ってから、色々と配合飼料を変えたり、足したりしてどのような変化があるのか?を知ることがとても興味深くなりました。
ものすごい劇的な変化は期待していませんが、今までよりも少し変わってきたかな?と感じるときは非常に嬉しいです。

本宮範子

本宮 範子

  馬の運動や管理で・・・ということになると、特別何かにはまることは少ないような気がします。
昔はあったかもしれませんが、最近は逆に極端に何かにハマったり、偏ったりすることがないようにしているような気がします。

今川雄貴

今川 雄貴

 馬の運動、管理ではまっていることは、管理では担当馬蛍にエサをあげることです。
最近暑いこともありバテないように気をつかっています。
それが今はまっていることです。
騎乗ではまっていることはたくさんあります。
どれも上手にいきませんが・・・。

寺田友和

寺田 友和

 明山で障害練習をすること!
ハマってるとは少し違いますが、明山で飛ぶのが好きです。笑
以前までは『こんなの飛べない!』ってこともありましたが、最近は勇気をもって飛んでいる感が伝わってきます。
なんだこれ!?という障害の時は、私のことを信頼してがんばって飛んでいる感が伝わってきます。
すべて私の勘違い…ではないことを心から祈っております。

岩島清志

岩島 清志

 馬の運動や健康管理ではまっているものはありません。
明雪も風雅も健康優良児で運動もお利口さんなので、何もありません。
調教で意識している課題はありますが、必要性で行っているのでハマってるのとは違う。
これから梅雨や暑い夏になるので、蹄の管理や、夏バテ対策に意識がむきますが、これも必要性で、ハマっているのとは違う感じです。
技術屋のサガで、昔はいろいろ試したりしました。けっこうやり尽した感があります。
最近意識しているのは、馬をしっかり見ることと、この2頭をレッスンや試合で見て頂いている本宮さんの意見を聞くことですね。

宮川ゆりか

宮川ゆりか

 馬の運動や管理ではまっていること…、
う~ん、はまっていると言えば…、藁火をどうすれば良い状態に出来るか?でしょうか。
私だけじゃなく、他のスタッフの方にも乗っていただき今はいろいろアドバイスをいただいています。
いろんな角度からのアドバイスをいただいているので、あとはどれだけ自分の物に出来るかです!
まだまだ藁火の全てをわかってあげられてないなーと落ち込む日の方が多いのですが、少しづつでも藁火に近づけたらと思っています。
藁火って、愛想が良いとは言いえないのですが、なんだか憎めない。ついついかまってあげたくなる…、藁火にはまっちゃってます。

菊澤大助

菊澤 大助

 以前も一度挙げたことがことがありますが、ハミを外した直後の口のまわりマッサージです。
ハミを外したときたいていの馬がくちの脇(ハミの出ていたところ)がかゆいらしく柱などでこすりたがります。
タオルなどを用意しておいて、ハミを外して無口に付け替えたらすぐにタオルで口角をわしわしとさすってやるととても気持ちよさそうにします。

三木翔一朗

三木 翔一朗

 最近は梅雨が近づいてきたので蹄の管理に特に気を使っています。
蹄は濡れると乾くが繰り返されると痛んできます。
なので、気を付けている点は
・蹄を洗う時は素早くして濡れる時間をできるだけ短く。
・洗い終わったらできるだけ乾いた場所に馬を移動させて蹄を乾かす。
・肢をすぐに拭いて乾かす。
・蹄の裏が乾きにくいときは裏をタオルで拭く。
・もしくは裏に石灰をまぶす。(石灰には乾燥と殺菌効果があるため)
などなどの点に気を付けています。
いくら体が健康でも足元が悪ければ動けないので蹄には時に気を付けています。

 

次回のお題は、「この夏行くところ、行きたいところ」です。寺田からです☆

次回もお楽しみに~

過去のインストラクターに聞きましたはコチラからご覧下さい。




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